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公式テキストブック

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京都検定2級合格者 宮本 圭さん

京都検定2級合格者 宮本 圭さん

第10回京都検定 2級合格
宮本 圭さん (神奈川県出身)

「京都に魅せられた旅人」

 私が初めて京都を訪れたのは中学3年の修学旅行でした。当時の思い出といえば、皆で楽しく清水寺や三十三間堂などの有名どころを巡ったことです。
 あれから十数年。再び京都を訪れたのはちょうど30歳になる年でした。思いもよらぬ会社からの転勤異動辞令。生まれ育った横浜から京都へ。でも、不思議と迷いはありませんでした。私の心の中にどこか京都への憧れがあったからなのだと思います。
 「せっかくご縁があって来た京都。大人になってもう一度修学旅行をしよう。」
 そんな思いで初年度から神社、仏閣をたくさん巡りました。それが見事にハマりました。 私にとって京都検定は、京都に移り住んでどれだけのことを学んできたか、自分を試す良い機会でした。 初めて受験した第9回の2級は不合格でしたが翌年、再チャレンジして3級・2級を合格することができました。
 京都検定は歴史の勉強でもあります。しかし、大学入試やほかの検定試験とは勉強方法が異なると感じます。 それは、「フィールドワーク」の実践。自分の足で目で、現地に行って体感することです。頭ではなく体で覚えるのです。 そして何より京都が好きという気持ち。 ありがたいことに京都にいた私はそれができる環境にありました。テキストや過去問を読み解きながら、知らない場所や寺社などが出てきたら真っ先に現地に出向きました。また、月1回受講している京都検定講習会は楽しみの1つです。その熱い思いは変わらず現在進行形です。
 今や世界人気No.1観光都市!!同世代の30代や若い世代にもその魅力を伝えていきたい。京都検定を通じて恩返しがしたい。1級合格とともに私の今後の目標です。
 京都という場所は何度でも訪れる魅力があるところだと思います。それを教えてくれるのが京都検定。受験したら、合格したら終わりではないのです。 奥深い京都をもっと知りたい。行けば行くほど、知れば知るほど見方が変わります。 例えば四季の風景を楽しむだけでも4回は行けます。私の大好きな世界文化遺産の高山寺にはもう5回以上も行っています。(笑)
 見渡せばいつも温かく、そして優しく出迎えてくれる町並み。 京都にいながら何度でも「そうだ 京都、行こう。」そんな私も旅人の一人です。

京都検定2級合格者 遠藤 由美子さん

京都検定2級合格者 遠藤 由美子さん

第8回京都検定 2級合格
遠藤 由美子さん (埼玉県在住)

「京都への想い」

 数年前、主人の転勤に伴い私にとって人生二度目の大阪生活が始まりました。そのときから、子育てに追われ忘れかけていた京都への想いが、私の中でふつふつと湧き上がってきたのです。
 十数年ぶりに訪れた京都は、四条通りの高級ブランド店をはじめ、全国展開のチェーン店が軒を並べるなどすっかり様変わりしていましたが、見覚えのある老舗が、昔と変わらぬ場所でしっかりと営業を続けているのを見てほっとしたものです。
 そんな思いでふと立ち寄った本屋で手にしたのが、京都検定の参考書でした。どんな問題なのだろうとパラパラとページをめくってみましたが、全く歯が立たず、私には縁がないものと本を置きました。
 三年弱の大阪生活の間、桜、新緑、紅葉の季節はもとより、35度を越える真夏も深々と底冷えのする冬も、あらゆる季節の京都を体験しました。また美味しいものには目がなく、地元の人達が通ううどん屋さん、喫茶店、洋食屋さんなどにも足しげく通いましたし、何よりも四季を通してあちらこちらで催される伝統行事を見るのが楽しみでした。その中で、何百年或いは千年以上も脈々と受け継がれてきた地域の人々の篤い信仰心に触れ、ますます京都が好きになっていったように思います。
 いよいよ関西を離れることになり、最後に京都に出掛けた折、何故か再び本屋で検定の参考書を手に取りました。そして、けっこう答えが分かるようになっていたのには驚きました。
埼玉に戻って数ヶ月、偶然京都検定が東京でも受験できると知り、早速三級に申し込みましたが、試験まで二ヶ月を切っており、全く自信はありませんでした。ですから、ギリギリの点数でも合格できた時は本当に嬉しかったです。次の年に二級を受けましたが、これにはかなり勉強が必要でした。しかし、京都の歴史上の有名人物が私の地元に足跡を残していたり、埼玉の伝統行事が京都のそれと深く関わっていたり、勉強すればするほど興味深い発見が多く、それが今は次の京都への旅の目的となっています。

京都検定2級合格者 服部 雅充さん

京都検定2級合格者 服部 雅充さん

第8回京都検定 2級合格
服部 雅充さん (千葉県在住)

「京都との出会い」

 東京生まれ、東京育ちの私と京都の最初の出会いは、京都の大学に入学した時でした。残念ながら京都に憧れて京都の大学を選んだのではなく、自分の偏差値レベルに見合う大学がたまたま京都にあったという、京都の人が聞けば憤慨される理由でした。 
ただし、初めて箱根の山を越えて、4年間京都で過ごせたことは非常に貴重な経験となり、その後の私の京都に対する思いの原点となったのは間違いありません。桜も紅葉もまして祭りも見た記憶がなく、観光名所も定番の神社仏閣だけでしたが、若い時期の4年間、京都の独特の空気に触れられたことは非常に良かったと思っています。 
東京では聞くことのできない耳に心地よい下宿のおばさんの京都弁や、廃止を間近にした東大路を走る市電の姿は今でも耳や目に焼き付いています。
卒業後、しばらく京都を訪れることもなく、京都との再会はそれから20年後、桜咲く季節に家族と京都旅行した時でした。京都駅に着いた時、なぜか「帰ってきた」という落ち着いた気持ちになり、走馬灯のように学生時代の京都が脳裏に甦ってきました。それ以降、毎年京都を訪れ、学生時代に知っていた京都とはまた違った京都を知り、あらためて世界に誇る千年の都が四季折々に見せる無限の美しさに魅了されると同時に、知れば知るほど時代の異なる建造物や町並が、ひとつの調和を持って「京都」を創り上げている歴史の厚みや奥深さに驚かされました。
平成23年秋には、お世話になった京都のために、自分の10年近い海外経験や語学力を活かして何かの役に立ちたいと思うようになり、検定合格によってそういった道が開けるかもしれないとの期待を持って、京都検定に初めてチャレンジ、2級に合格することができました。今後も1級へのチャレンジは勿論のこと、時間の許す限り、京都とのかかわりを持ち続けていきたいと願っています。

京都検定2級合格者 古田 真由美さん

京都検定2級合格者 古田 真由美さん

第4回京都検定 2級合格
古田 真由美さん (神奈川県在住)

「関東在住をバネに?京都検定チャレンジ中!」

日々京都検定合格を目指す皆様、初めまして。神奈川県横浜市在住の主婦、古田真由美と申します。私と京都検定の出会い、それは平成19年の春頃、何気なくNHKの情報番組を見た時でした。元来、日本史が大好きな私は、歴史能力検定を受験して2級合格はなしえたものの、1級は撃沈、またチャレンジすべく勉強邁進しようと決意新たにしていた頃、テレビから「南禅寺三門を寄進した江戸時代武将は誰か」との声が・・・。むむむ、それは誰??とテレビ画面に引きこまれました。答えは「藤堂高虎」。耳にしたことのある武将でしたが、こんな問題を出す京都検定に興味を持ち、早速書店で公式テキストを購入し、読み始めたところ・・・もう恋に落ちたように(笑)いっぺんに魅力に取りつかれ、日本史検定から京都検定へ傾倒していき、その年平成19年の第4回試験にチャレンジ、2級と3級の合格を勝ち取りました。今現在、1級へ継続チャレンジ中(4連敗です悔しい!)です。
 京都検定受験生のうち15%ほどが関東在住者であり、要望もあり7回目から東京の明治大学で受験が可能になりました。助かっている反面、受験だから京都行ってくるね!という家族への大義名分が無くなり?嬉しいような残念なような・・複雑な気持ちではありますが、試験当日、明治大学近くで公式テキストやノートノートと格闘している同じ受験生の皆様を見て、よしっ私も頑張ろう!皆、関東在住をバネに頑張っている!と勇気をもらっています。
 京都を勉強して変わったこと。日本独自のならわし・慣習が断然身近に感じられるよ
うになったり、能や歌舞伎の演目に興味を持ち、薪能を見に行ったり、謡曲が持つ声の力強さに胸を突かれたり、和歌や百人一首も時代背景や人物像を考えながら楽しめるようになったり、庭園や建築物の鑑賞の幅が広がったり、京都の五重塔や三重塔の高さをさらっと答えて子供たちに尊敬されたり・・。
 また、大好きな日本史の理解、憧憬がより深まったのは言うまでもありません。何事も「知る」と「知らない」では大違いだと、知った上で京都を訪れると、今までよりも人生が豊かに感じられ、また「学ぶ」事に生き甲斐を感じられる自分は、本当に幸せだと思えるようになりました。改めて、心から「京都検定」に感謝でしています!
 悲願の1級合格まで、何度でもチャレンジしていきます。皆様も一緒に頑張りましょう!

京都検定1級合格者 佐藤 千恵子さん

京都検定1級合格者 佐藤 千恵子さん

第7回京都検定 1級合格
佐藤 千恵子さん (千葉県在住)

「日本に、京都があってよかった。京都に出会ってよかった」

 ひょんなきっかけから、京都在住でもない私が、京都検定にチャレンジしようと思い立ち、京都の街を歩き回り、テキストを買って勉強を始めました。京都は不思議な街で、せまい盆地の中に歴史文化が重層しつながりあって展開しています。
 勉強が進むにつれて、平家物語、源氏物語など日本の古典を読みたくなり、能狂言や歌舞伎にも目が向いてきます。日本美術にも興味がわき、今まで見過ごしてきた日本の風習しきたりも改めて見直す気になってきます。さらに何よりも、学生時代に学んだ日本史の知識が京都の土地を舞台に生き生きと動いて真に迫ってきます。これまでの知識に魂が入り一つ一つに目が開ける思いです。これこそが京都検定の勉強の醍醐味ではないでしょうか。
 こうなってくると京都以外の土地へ行っても、その土地の神社仏閣や文化芸能に京都の影響を見出し興味が尽きません。(さすが日本の中心京都、どの土地にも影響を与えているのです。)日本人であることが嬉しくなり、誇りに思えるようになります。
 さらに私は1級合格者を対象とした京都産業大学の特別客員研究員になることができました。日本の京都を少し広げて考えて、外来文化が入ってきた時の京都の反応を知りたく、「京都におけるキリスト教の歴史と意義」というテーマで一年間勉強を進めてまいりました。私は大学の専門も仕事も自然科学系でいわゆる理系人間でしたので、このような経験はとても新鮮で楽しいものでした。そして純粋な知的好奇心いっぱいの同じ特別客員研究員の仲間と大好きな京都について語り合うのはこの上なく楽しいものです。
 京都に来て観光しおいしい京料理を楽しむのも人生の大きな喜びですが、それとは一味違った京都の楽しさを京都検定が与えてくれました。

京都検定2級合格者 槇野 正さん

京都検定2級合格者 槇野 正さん

第6回京都検定 2級合格
槇野 正さん (大阪府在住)

「京都検定とコミュニケーション」

 今から7年前、第2の人生の勤務地として京都薬品工業(株)を選びました。京都を冠にした創業66年の医薬品会社です。大阪では武田薬品(株)で40年の勤務でしたが、よく花の咲く頃京都散策をしていました。それが縁となったと思います。仕事は、医薬品の研究開発をしていますが、全国からお客さんが見えられます。京都の歴史・文化に興味を持たれる方も多くおられます。こちらから伺いましょうかと言いますと、京都でお願いしますと言われる方もおられます。そんなことで京都を知ることが、京都薬品を知ることに繋がると思いました。
丁度そんな折、京都商工会議所主催の京都検定の記事を見て、一度挑戦しようと即座に決断しました。本屋さんでテキストを購入したり、商工会議所の講習会に参加したりしました。講習会で聞いたことを実地検証するのも結構面白いものです。実際に神社・仏閣にもたくさん参拝したり、有名な歴史的遺構等も見学しています。その甲斐あって京都検定2級・3級に合格しました。
今は、京都の歴史、文化を一つのテーマとしてコンパクトにまとめたり、資料をスライド化して訪問されたお客様に「ランチョンセミナー」を開催したりしました。また、毎月京都の行事・祭りを纏めて掲示板に掲載しております。また種々の懇親会において、余興として“独自の京都検定”の問題を作成して場を盛り上げたりもしています。
京都は、生々しい本当の歴史があり話題はいくらでも溢れています。NHK大河ドラマでみても平成22年:竜馬伝、23年:江-姫たちの戦国-、そして今年24年:平清盛、来年:八重の桜(新島八重)といずれも京都に関係した人物伝ですので楽しみが倍増します。今年の正月には、平清盛に関係のある西八条邸から七条通の三十三間堂、上がって六波羅蜜寺、そして、平等寺(因幡薬師)、長楽寺と散策してきました。これらの話題性と京の季節感は、コミュニケーションに大変役立っております。講演会による知識の吸収と実地検証(散策)によるウオーキングは、足腰の鍛錬になり心身とも楽しく鍛えられます。今後は、念願の一級再挑戦とガイドの経験もしたいと思っています。

京都検定2級合格者 相澤 光太朗さん

京都検定2級合格者 相澤 光太朗さん

第8回京都検定 2級合格
相澤 光太朗さん (京都府在住)

「楽しみ」

 退職後、多くの人がするという西国三十三所めぐりなるものにトライし、その中で徐々に神社仏閣に興味が湧いてきました。京都市内にも七つの札所があり、こんな身近にこんなに歴史のあるものがあったのかと改めて感じさせられました。また、御朱印を集めることにも興味が出てきて三十三所以外にも京都の神社仏閣をよく廻るようになりました。
 その中で、京都・観光文化検定試験の公式テキストがちょうどいいガイドブックとなってくれましたものですから、それなら検定そのものにも挑戦しようと年甲斐もなく思い立ちまして、受けたところ見事2・3級共に合格となり、ことのほか喜んでいるところです。
 1年前は、金閣寺が正式には鹿苑寺であり、舎利殿であることなど知る由もなかったことを思うと感慨深いものがあります。また、京都検定を受けるなかで知った祭りや行事が市内いたるところであり、これもまたそれぞれが歴史を今に伝えており見逃せません。
 先日には千年も続く松尾大社の神幸祭に行ってきました。あいにくの雨で寒い日でしたが、男衆が神輿を担いだまま川の中に入って神輿を船に乗せ桂川を渡る、そのエネルギーや、臨場感はやはり行ってみないとわからないものがあります。
 四季折々の風情のなかでの京都、歴史が息づく祭りや行事、まだまだ見るもの知るものが尽きない京都、これからの人生ゆっくりと時間をかけて、京都を探索していきたいと思います。そして、それらに出会えさせてくれた京都検定に感謝!
 最後になりましたが、合格者への優待企画、大いに利用させていただき感謝しております。二条城へは5回、マンガミュージアムもお昼休みに利用させていただき「鉄人28号」を完読させていただきました。とても懐かしく読まさせていただきましたが、あの小学生の頃のワクワクするような感動は、やはり無理があったようです。

京都検定1級合格者 硲 順一さん

京都検定1級合格者 硲 順一さん

第7回京都検定 1級合格
硲 順一さん (奈良県在住)

「生涯の恋人『京都』と出会って」

 大阪で生まれ育ち、学生時代の4年間を京都で過ごしたとはいえ、社会人になってからはほとんど京都とは縁がない生活でしたが、平成18年春、40歳代後半になって、転勤により思いがけず京都で単身赴任生活を送ることになりました。
 折からの京都検定ブームに乗り、若い頃住んでいたことがあるからという軽い気持ちもあって受験したのが、「京都」という新しい「恋人」との運命的な出会いになりました。
 四季折々の京都の町並みや社寺仏閣の美しさに加えて、それぞれの歴史を知れば知るほどさらに味わいも奥深くなり、ますます京都の魅力に引き込まれていきました。平安宮があった場所と今の京都御所の場所はなぜ違うのだろうとか、東寺は残っているのになぜ西寺はないのだろうとか、興味は尽きません。平日は公式テキストや各種の本を読んで、週末には町を巡るという充実した生活も、あっという間に3年半が過ぎ、京都を離れることになりました。ここ長崎に来てからも、帰省(家族のいる奈良)の都度、京都を訪れるなど勉強を続け、平成22年にようやく1級合格まで辿り着きました。しかし、京都検定を卒業しても、京都の魅力を追求していきたいという気持ちに変わりはなく、今後は、たとえば庭園に関することなど、自分が興味を持っている分野について引き続き学んでいきたいと思っています。
 人生も後半にさしかかった今、これからの生きがいとなるものを1つでも多く持つことが人生を豊かにすると世間ではよく言われています。私にとって、いくつかの偶然が重なって始まった京都との出会いが、その生きがいの1つ、それも大きな1つになるだろうと感じています。そうしたきっかけを作ってくれた京都商工会議所に感謝するとともに、そうした生涯の生きがいの1つを偶然にも持つことができた喜びを、今ひしひしと感じています。

京都検定2級合格者 細谷 恵美子さん

京都検定2級合格者 細谷 恵美子さん

第5回京都検定 2級合格
細谷 恵美子さん (東京都在住)

「“見る”街から“知る”街へ」

 学生時代は欧米への興味が強く京都には全く関心が無かった私、社会人になって日本の美を知ろうと訪れた京都の古都の町並みに魅了され、毎年のように訪れる京都好きになりました。京都検定の実施を知った時は、旅行や観光の仕事をしている訳ではないから・・と当初は受験を考えませんでした。しかし、趣味でも受けてみようと思い、テキストを購入した日から私にとって京都は「観光で行く街」から「幅広く色々な面を知りたい街」に変わりました。
 検定前は有名寺社を尋ねて、きれいな景色やお花を見たり、美味しい和食を食べることが京都に行く目的でした。文化財を拝観しても作者や歴史的背景にまでは深い関心を持たず、拝観の栞も旅が終われば捨ててしまっていました。しかし、検定を受けてからは神社仏閣を拝観する時はテキストに書かれている創建の由来や関連する人物を頭に浮かべながらじっくり拝観するようになり、国宝や重要文化財も作者や歴史的価値を深く知るようになりました。拝観の栞もファイルに入れて保管し、時々見返して検定の勉強の資料としても役立てるようになりました。
 また、検定前は京都と言えば神社仏閣、桜と紅葉、和食でした。しかし、検定を受けてからは絵画や京焼、茶道や華道といった伝統工芸・文化、また鍾馗さんや虫籠窓など町家のつくりにも関心を持つようになりました。京都検定を受けたことで狩野永徳や長谷川等伯、本阿弥光悦や野々村仁清といった日本を代表する芸術家の作品を知り、学ぶ事ができました。
 京都検定はガイドブックだけでは知ることのできない京都、観光では見過ごしてしまう京都、そんな深くて本当の京都の姿を知るきっかけを与えてくれました。受験をきっかけに「見る」街から「知る」街になった京都、旅行や観光の仕事をしていなくても受ける価値は十分ありました!まだ1級合格という大きな目標がある私は、これからも京都を訪れ色々な事を知り学びたいと思っています。

京都検定2級合格者 中井 恵三さん

京都検定2級合格者 中井 恵三さん

第5回京都検定 2級合格
中井 恵三さん (京都府在住)

「私にとって、京都検定とは」

 私は京都西陣で生まれました。私の家は、父は公務員でしたが、元々は西陣織物関係(つづれ織)の仕事をしていました。そして、家族は根っからの京都人でした。私はこの町・京都が大嫌いで(京ことば、京の風習、しきたり、織機の音)、高校生までは京都に暮らしていましたが、その後は家庭の事情で京都郊外に住まいを移し学校も大阪の方に行くようになり大変嬉しかったのを覚えています。
就職も京都にも勤め先が有りましたが、敢えて大阪の会社に就職しました。その間転勤で名古屋や東京にも10年程生活していました。定年を迎える頃になると不思議なことに生まれ育った京都が大変懐かしく、心安らぐ街に思えてきました。またここに戻り、ここで仕事をしり、生活したいなと思いました。そんな時京都検定のニュースを知りました。テキストを一通り目を通し2級を受験しました。それまで京都の事ならよく知ってるつもりで安易な気持ちで受験しましたが、見事に不合格。やはり勉強しないとダメだなと愕然としました。そして、京都検定のテキストを通勤電車の中で読み勉強しました。そして、第3回で3級、第5回2級に合格しました。そして1級にチャレンジしましたが、これまた見事に不合格4択には強くなりましたが、筆記試験ではなかなか思い出せなく、又、漢字不得意の私にとってはなかなか大変なことでした。けれど再度1級に挑戦していきます。何時合格するか分からないけれど一回で合格するより、チャレンジし続けることが長く京都を好きに、愛し続けられることではないかなと慰めているところです。
京都の名勝、旧跡を頭で覚えていくことも大事だと思いますが、やはりその場所に実際に行って、そこにある物語の思いに触れて五感に感じることこそが大事だなと思いました。そして1200年の歴史から京都独特の感性を感じとることができると思います。そして京都の町を愛し、又京都に来られる方に対して京都独特の優しさ、奥ゆかしさ、すなわち思いやりのある、おもてなしで接していきたいと思います。そこが京都検定の魅力であり、力だと思います。 
これからももっと勉強して1級合格を目指します。そして本当の京都人としての人格を持ってこの素晴らしい世界に誇れる千年の古都、様々な思惑、事件、出来事があったこの町京都を伝承していく人に成りたいと思います。
京都検定ありがとう。

京都検定1級合格者 吉田 智和さん

京都検定1級合格者 吉田 智和さん

第7回京都検定 1級合格
吉田 智和さん (和歌山県在住)

「京都検定からの出発」

 子供が京都で大学生活を始めたのをきっかけに、何となく京都検定に挑戦してみようと思いたち、平成19年に軽い気持ちで京都検定3級を受験しました。
合格したので、さらに2級に挑戦するべく学習し始めたのですが、なかなか思うように覚えることができません。これではいかんと思い、実際に目で見て記憶を強化しようと、京都に足しげく通うようになりました。京都の街を散策しながら学習を続け、平成20年2級に合格しました。
次は1級挑戦ですが、2級を学習しながら京都を知るためには、日本史をもっとしっかり学習しなおす必要があると感じていました。京都を学ぶことは、日本を学ぶことに等しいと思うようになったので、一挙に学習する範囲が広がりました。京都へ行く回数もどんどん増えていったのです。
平成21年、1級を受験しましたが不合格でした。2級、3級は、選択問題なので、消去法が使えましたが、1級は解答が筆記なので、うろ覚えでは全然だめなのです。しっかりと記憶する必要があります。
平成22年は、さらに京都へ行く回数が増えました。学習にもさらに力が入り、その成果が実ったのか、この年1級に合格しました。
京都検定に関わること4年、この間、京都へは休日を利用して30回以上通い、京都の色々なところを散策しましたが、その時間はとても気持ちの良い楽しい時間でした。
実は私も子供と同じく、京都で大学時代を過ごしました。18歳から24歳まで6年間住んでいたのですが、当時はこんなに楽しいと思ったことはなかったように思います。年を重ね、考え方も感じ方もずいぶん変わったせいでしょうか。京都検定を通じて、もっと京都を、日本を学びたいという気持ちが抑えられなくなってきました。来年4月から、京都に住んで勉学にいそしむ予定です。京都検定に関わる前は、こんなことは考えてもいなかったのですが、人生後半の新しい目標を見つけたいと思っています。37年ぶりの京都生活、大変たのしみです。

京都検定1級合格者 熊田 千尋さん

京都検定1級合格者 熊田 千尋さん

第6回京都検定 1級合格
熊田 千尋さん (東京都在住)

「娘の京都の知恵袋」

 私は、京都生まれですが、育ちは大阪、社会人になってから殆ど東京に住んでいます。しかし、大の京都好きで、京都通としての絶大な自負心がありました。京都検定が始まり、数年経ってから、京都検定の存在を知りましたが、当初は、所詮京都オタクのランク付けぐらいにしか思わず、京都検定を受験することに抵抗感がありました。
ある時、東京の職場で、私が京都について解説していましたら、「まるで京都検定特級並みの知識ですね」と言われました。当時、京都検定に特級があるかどうかも知りませんでしたが、そういう風に言われて初めて京都検定のレベルに興味を持ち、試しに京都検定の過去問に挑戦してみました。ところが、2級の問題にたじろぎ、まして1級は殆ど歯が立たないような状況でした。さすがに京都通としての自信が萎えました。
そこで、一念発起して、京都について勉強し直すことにしました。勉強すればするほど、京都の奥深さを改めて痛感しました。おかげで、1級まで合格することができ、受験前に比べると、京都に関するあらゆる分野において知識が豊富になっている自分に驚きました。
 京都の人に京都案内することもできるようになりました。また、東京の職場の人達から、従来に増して京都観光のルートを組んで欲しいと頼まれるようになり、それぞれのニーズに合わせ、食事処も含めてルートを組み、とても感謝されています。
さらに、何より嬉しいことは、東京育ちの娘が、京都検定受験を通じて益々京都を好きになっていく私の影響を受け、大学卒業後、京料理の世界に入ったことです。今でも、娘から京都の歳時記をはじめ色々と尋ねられることが多く、その都度、私は娘の京都の知恵袋になっています。娘も、職場で京都人でも知らないようなことまでどうして知っているのかと驚かれ、ニヤッとしているそうです。

京都検定2級合格者 加藤 博賢さん

京都検定2級合格者 加藤 博賢さん

第7回京都検定2級合格
加藤 博賢さん (神奈川県在住)

「奥深い世界への入り口」

 京都検定にチャレンジする前から京都は好きで、観光に訪れる事はありましたが、それは「ガイドブックに書かれている京都」を訪れるだけのものでした。しかし、ふとしたきっかけで「京都検定」の存在を知り、すぐに「チャレンジしたい!」と思い、テキストと過去の問題集を入手したのですが、歴史が苦手な自分は内容を見て「とても大変な事だ」と思いました。
 当然の事ながら京都検定の勉強を始めた頃は、何が何だか全く分からない
状態で、過去の問題集を繰り返し解いて、ひたすら覚える事に集中していました。
 それでも京都検定の勉強を進めていく中で、今まで全く意識した事のなかった、色々なものの歴史、生い立ちなどを知る事が出来たのはとても楽しかったですし、今でも楽しい事です。
 今まで何気なく見ていた神社仏閣なども、見方が何となく変わったように思いますし、少しでも事前の知識があると物事に対する感じ方が違ってくる事が良く分かりました。
 ひとことで「京都」と言ってしまうとそれまでですが、とても奥の深いものであり「京都検定」は、この奥深い世界への入り口だと思います。
 自分にはまだまだ知らない事がたくさんあるので、これからも少しでも多くの事を学びたいと思っています。
 今の自分の夢は、京都検定のおかげで得た知識を生かして、一人でも多くの方に京都の良さ、魅力を伝える事が出来ればと考えており、いつか京都で観光ガイドなど観光に関連した事に携わりたいと思っています。
 そして、次の世代の人たちに対して何かを残す事が出来るのなら、これほど嬉しい事はないと思っていますし、これが私たち京都検定合格者の使命なのだと思います。
 だって、「京都は世界の宝」なのですから。

京都検定1級合格者 辻本 伊織さん

京都検定1級合格者 辻本 伊織さん

第7回京都検定 1級合格
辻本 伊織さん (大阪府在住)

「都名勝図会で京都を歩きたい」

私は大阪で生まれ、大阪で育った人間です。昔の国別で言えば摂津国の住人と言えましょう。ですから、わずか1時間少しで行くことが出来る大好な京都ですが(親戚もあ
ります)、やはり、ずっと『よそさん』なのです。
 しかし、風習や言語においては大阪を構成する他の国(笑)河内や和泉より共通するものが多いように感じられます。また、京都と距離的に遠く離れた方たちが抱く京都的エキゾティシズムは、ほとんどないようです。ですから、案外と醒めた目で京都を見ているのかもしれません。常に、大阪との比較で京都に接していると言ってもいいでしょう。京都検定を受けることによって、そのあたりを、より理性的に分析出来るようになってきたのではないかと思っています。
 京都検定1級、大阪検定1級、江戸検定1級と3つの都市の1級に合格しましたがその過程で、それぞれの都市の特色、利点、素晴らしいところ、そして、少し残念なところも見えてきました。でもその土地で暮らさなければ、本当のところはわからないでしょうね。ブログでも『よそさん』目線を、もっとパワーアップするため、せっせと京都通いを続けたいと思っています。
去年から古文書を習っていますので三都にそろっている名勝図会を読めるようになるのが当面の課題です。

京都検定2級合格者 林 ゆりかさん

京都検定2級合格者 大阪府在住さん

第8回京都検定 2級合格
林 ゆりかさん (京都橘大学3回生)

「誰よりも知り尽くしたい京都」

 私は小さい時から、旅行や観光することが好きで、国内外の文化や地理にとても興味を抱いていました。小学生の頃初めて訪れた京都に、何故かとても居心地の良さを感じました。その後、もう一度あのときの気持ちを味わいたいと京都の街を訪れていましたが、誰よりも京都のことを知り尽くしたいという自分がいました。
初めは、自分がどれだけ京都を愛しているのか、京都についての知識がどのくらいあるのかだけを考えていましたが、京都の街にどんどん触れると、人にどれだけこの街の魅力を伝えられるのかというように関心が変わりました。その関心を深めるために、この京都検定に挑戦しました。テキストによる机上学習も重要ですが、講習会にも参加しました。講習会は、長時間でも飽きることのない興味深い内容で、且つ自分の知識の整理をする上でとても良い機会でした。
しかし、京都検定の本当の醍醐味は、机上学習や講習会で身に付けた知識そのものではなく、それを現地に赴き自分自身で体験することにあります。友人と京都観光をしたとき、単なる案内だけでなく、歴史的背景やつながりのある知識も一緒に話すと、知らないことを沢山知れた上に、歴史とのつながりを理解したと喜んでもらいました。そして、また京都を訪れたいと感じてもらえるようになりました。
受検するにあたって、京都を知る楽しさを忘れずに継続して勉強できたことが、合格のポイントだったと思います。
京都検定に合格をすることにより、今まで以上に京都に関心を抱くようになった上、受検層で比較的少ない若い世代の人達に京都の素晴らしさを伝えていきたいという気持ちが芽生えてきました。“検定試験”と聞くと、堅苦しく大変な試験勉強のイメージが思い浮かびますが、こんなにも楽しみながら試験勉強に取り組むことが出来るので、「日本を知る=京都を知る」ことのきっかけになれば良いと思います。

京都検定2級合格者 村上 章子さん

京都検定2級合格者 村上 章子さん

第7回京都検定 2級合格
村上 章子さん (愛媛県在住)

「京都はライフワーク」

 私は、日本の歴史が好きで日本史にとって京都は切っても切れないところです。京都の町を歩くとき、この同じ道を歴史上の人物が歩いていたかと思うとわくわくします。
京都大好き人間の私が京都検定に挑戦したのは、3年前からです。8年前、 京都検定の開催のニュースを聞いた時に挑戦をしたいという気持ちがある一方で、地方にいる私が受験させてもらえるのだろうかと言う気持ちもありました。3年前一念発起して、京都検定に挑戦、一昨年(平成22年)2級に合格しました。
最初は、ちょっと挑戦という気持ちでしたが、勉強をしていくうち京都は本当に奥が深く、私達が忘れてしまっている日本の心、そしてともすれば捨てて仕舞いがちな物を大切にする心、祖先から伝えられている伝統・しきたりが残って、それを引き継いで伝えている京都の人々の姿勢に感心致します。
たとえば、使わない物を捨てて仕舞っていましたが、捨てないで工夫をする知恵、エコと言われている事が京都では当たり前だったという事。お付き合い・おもてなしの心得など今まで省いて当たり前だと思っていた事が京都をより知る事で、私の忘れている何かを思い出させて貰っています。 
今後も、京都文化・観光の勉強をライフワークとして、私の周りの方達にも
伝えていければ嬉しいと思っています。

京都検定1級合格者 園田 和洋さん

京都検定1級合格者 園田 和洋さん

第5回京都検定 1級合格
園田 和洋さん (産経新聞社)

「合格後も精進の日々です。」

 京都検定1級に合格したのをきっかけにして、週1度のペースで始めた京都案内の企画記事も、この6月で丸3年。すでに120回を超えています。好きで始めた企画ですが、ここまで続けると、結構しんどいもの。でも合格者の意地でしょうか。単なる京都好きなら、ここまで続いていなかったと思います。
 この企画を始めるとき、決めたことがひとつありました。単なる京都の紹介で終わりたくなかったことです。社寺の創建年代とか建物のスケールとかいったデータなどはほとんどの案内本に書いています。
 私の場合、九州・大分から京都に移り住み、現場を何度も踏みしめ、肌で感じてきた生々しい感覚を1級合格者ならではの目で描いてみたかったのです。
 そして写真と文章に一体感を持たせようと、自からカメラを持って写真撮影することにしています。お寺でカメラを持った一般の参拝客が、どの部分に焦点をあてて撮影してよいのか迷っているといったシーンをよく見かけますが、ここでは検定で仕入れた知識が役に立ちました。
 原稿にも、これまで以上に京情緒を持たせたいのです。文章のまわりに情緒をコーティングした〝メッキ状態〟から、通をもうならせる本物志向を目指し、名のある文学などにも登場する祇園に通いながら情を養っています。
 おかげで企画は好評で、これに合わせたセミナーを読者対象に開催しているほか、企画で掲載した社寺をバスで回るツアーも何度かやりました。大勢の人の前で話をするのは大の苦手なのですが、これも合格者の意地で何とか乗り越えてきました。
 さらに間違った内容を話すことはできないので、事前には猛勉強です。合格に向けて費やした以上の時間を割いているでしょう。合格しても、日々精進の世界なのです。でも、これって1級合格者なら、むしろ歓迎すべきことなんでしょうね。

京都検定2級合格者 五島 千春さん

京都検定2級合格者 五島 千春さん

第6回京都検定 2級合格
五島 千春さん (大阪府在住)

「幸せの足音」

太陽の日差しに揺れる楓や様々な緑色で溢れる庭園は、風の心地良い新緑のこの季節に歩くとよい。好きな人と歩く京都。四季折々の表情を見せる京都。訪れながら、勉強しながら、美味しいものに舌づつみ。今まで知らなかったことがわかる喜び、発見していく楽しみは京都検定ならでは。
京都検定2級を合格したとき、この勉強が心の勉強ではないかと思いました。心が豊かになる、心が澄みきると感じたのは、私だけでしょうか。今までの生活の中にお祭りや行事はもちろんのこと取り入れられることを私なりに少しずつ進めて来ました。門掃きや水撒きは玄関先近くにとどめ、亥の日の火入れに暖房をつけ、事始めにお正月の準備を始める。昔ながらの、ならわしや季節ごとのお料理に和菓子、新鮮な旬の京野菜。冬の水菜に夏の賀茂茄子。青々とした九条ねぎ。お店で食べたり、家庭で作ったり。人との出逢いと同じように、どんなものであっても“出逢い”を大切に思います。茶の湯から由来する一期一会という言葉が好きです。茶人の心構えです。
お茶といえば宇治。宇治といえば、また高山寺の明恵、いや今は宇治でお生まれになった岩上先生が頭に浮かびます。日本の歴史を学び、日本の心を学ぶこと。孔子の基本にある“仁”と粋な心をもち、善き語りべとなりたいものです。そしてまた、なぜ勉強するのかと問うたとき、毎日の生活のなかで答えを出そうとしましたが、良い言葉がなかなか浮かびません。しかし、私には幸せの足音が聞こえ、そちらに歩いていき幸せになろうとすると、そこには、この勉強があり、様々なことに気づいたり感受性豊かに生きる。それが、私にとっての京都検定1級なのであり、1級をめざす人であり、私の人生。
受験に関係なく、ずっと、ずっと、勉強していくでしょう。

京都検定3級合格者 中島 清さん

京都検定3級合格者 中島 清さん

第8回京都検定 3級合格
中島 清さん (東京都在住)

「追憶」

 私は、京都市東山区三条で生まれ、今年で古希になりました。会社も定年になり、在職中より知人から京都検定のことを紹介され、勉強を始め第8回の受験で3級に合格できました。私も親も京都出身ですので、割合土地勘と知識を得て、年に二、三回は京都にでかけ、観光しております。何と言っても、京都は自分の足でそこに行き、目で見て、読んで写真にして確認すると知識がより広がって確実なものになると思いますね。これから検定を挑戦される方々に是非おすすめいたします。
私は学生時代から日本史、特に京都に関連する事柄には図書館、書物を通じて探求しております。住まいが東京ですから、即散歩という訳にはいきませんが、その点関西の方は恵まれていますよね。昔、修学旅行に行きますと作文を提出することがあり、これが残っており、今にして役に立っています。この一部分を抜粋してみました。
二条城~二条城は今の皇居(千代田城)と比較して、二条城のほうが少し小さく見える。それに二条城には外堀はあるが、内堀がない。しかし、二の丸御殿は千代田城にひけをとらぬ。二の丸御殿に入って見学した。鶯張りの廊下といい、時々「きゅっきゅっ」という音がして、盗難除けにしたらしい。うまい具合に静かに歩くと鳴って、ドタバタ歩くと鳴らないという好都合である。それから御殿内を見たが狩野派のふすま画が一段と目についた。
金閣寺――金閣寺は昭和25年火災に会い消失してしまったが、昭和三十年に再建された。山の奥から移り出た金閣寺は目も映ゆいばかりに光りとても優美であった。それを写す池もさながら絵にも書けない美しさをもっていた。
 これから検定合格をめざし、本年は1級に挑戦、合格して是非皆様と交流させていただきたいと存じております。

京都検定1級合格者 中西 正敏さん

京都検定1級合格者 中西 正敏さん

第8回京都検定 1級合格
中西 正敏さん (京都府在住)

「定年後の生涯学習を京都検定に求めて」

 7年前に定年を迎えた際は、仕事から解放され、美術館巡りなどを堪能しました。それはそれで楽しいのですが、心の中には何か物足りなさを感じていました。恐らく、単に創作されたものを鑑賞するだけでは満足できなくなり、さらなる追求心や探究心が芽生えたのでしょう。
 そんな折に私が京都検定に挑戦するきっかけになったのは、新聞に掲載された3級の試験問題でした。これなら自分にもできるだろうと安易に考え、問題に取り組みましたが、成績は無残にも30%台で学力不足に唖然とするも、何かすがすがしい気分になれました。これを機に、第4回から8回までの5年間、京都検定を楽しみながら勉強しました。雨の日は家で公式テキスト等の通読。そして、晴れの日は自転車で神社仏閣や史跡巡りと、京都検定を中心に生活リズムが回るようになりました。妻や子供夫婦もパソコンで検定問題を検索してくれたり、関連資料を収集してくれたりなど、いろいろと協力してくれ、京都検定は家族共通の話題として、深く我が家に根を張りました。しかし、今回1級をクリアしたことで、一応の目的は達成した訳ですが、内心は少々寂しいというのが本音です。
 そんな折、検定を通じて知り合ったボランティア・サークル「都草」に入会させていただき、その一環として、寺院等の清掃をする美化活動を体験したあとに、宮司や住職から、法話や寺宝を拝見するなど、新たな出会いにもめぐりあえました。又、活動を通じ共通の志を抱く「同好の士」として、今までない人間関係ができるのを楽しみにしています。
 私は定年後の第二の人生を、京都の歴史・文化・伝統芸能など、多分野にわたる京都検定を受験することにより、新しい人生観を得ることができました。今後は、より一層知識を磨き、京都の魅力を次世代に語り継ぐことができるように頑張りたいと思います。

京都検定3級合格者 伊東 克さん

京都検定3級合格者 伊東 克さん

第8回京都検定 3級合格
伊東 克さん (東京都在住)

「スペイン語で京都ガイドの夢」

 昨年古希を迎えた頃に受験し3級に合格しました。生来の旅好きで学生時代には全県を踏破。40代後半からは海外遺跡に惹かれ、現在まで訪問した国は50ヵ国を超えます。7年前にリタイアしてからは呆け防止にスペイン語を学び始め、スペインには3回行き、合計7ヶ月程滞在しました。この頃から滞在型の旅行に目覚め、3年前から家内と一緒に毎年1ヶ月京都に滞在しています。初年度は11月に紅葉を堪能し、2年目には7月に丸1ヶ月祇園祭をたっぷり楽しみました。昨年(平成23年)は京都の桜を4月一杯あちこち追いかけ、原谷苑や常照皇寺等、今まで全く知らなかった名所の素晴らしい桜を知りました。またこの間、夏越祓、御手洗祭、鹿ヶ谷かぼちゃ供養等、寺社の祭や行事も直接肌で体験。京都アスニーで講座に参加し京都の知識を増やしたのも楽しい思い出です。
 京都検定試験は、前の週にスペイン語の検定試験という厳しい日程となりましたが、過去問を解いてみて芸能、工芸、建築等の分野をしっかり学習すれば合格基準に達すると予想できたので、直前一週間に集中し結果は余裕をもって合格できました。
 今年(平成24年)の3月中頃に4日間京都旅行をしましたが、検定受験のための勉強を活かし、しっかりと行事をチェックして東山花灯路、清凉寺念仏狂言、東福寺金堂開帳等を楽しみました。また堂本印象美術館の無料入館やホテルの割引等、京都検定合格者の特典に預かりました。食いしんぼうの私は、テキストに載っていたユニークな名前の菓子「清浄歓喜団」と「幽霊子育飴」も試食。味の方は、秘密です。
 今年は2級に挑戦するつもりです。東京在住なので思うように京都を見に行けないのが残念ですが、東京での講座に参加して知識を高めるつもりです。スペイン語の会話力もレベルアップしていつの日かスペイン語で京都ガイドできたらと思っています。

京都検定1級合格者 杉戸 英夫さん

京都検定1級合格者 杉戸 英夫さん

第6回京都検定 1級合格
杉戸 英夫さん (大阪府在住)

「京都検定とセカンドライフ」

 京都検定は私にとって、かけがえのない貴重な体験でした。数年前に定年を迎え、定年後の第二の人生をいかに楽しく、又充実した生活を送れるのかと考えていた時、真っ先に思い浮かんだのが学生時代から興味があった史跡巡りでした。学生時代には夫婦共、同じクラブである「史跡同好会」に所属し京都の神社、仏閣等の史跡を巡り又研究する楽しい4年間の学生生活が思い出されます。そして、定年後のセカンドライフを夫婦でぜひ史跡巡りをして充実した人生を送りたいと思い、その為にはより一層京都の歴史や文化を深く知りたいと考え「京都検定」に挑戦した次第です。そして第6回京都検定1級(合格率5.2%)の難関に合格し、より一層京都の歴史・文化に興味を抱くようになりました。
現在は念願通り夫婦で京都の四季を味わいつつ様々なセカンドライフを楽しんでいます。桜爛漫の春の祇園の円山公園の夜桜、真っ赤な紅葉が夕日に燃える秋の嵯峨野の常寂光寺は特にステキですネ。やはり日本の故郷京都はスバラシイ……。1200年もの長い伝統と歴史を誇る古都京都の持つ独特の歴史と文化に益々惹かれています。
最後に、これからも世界に誇る日本を代表する観光文化都市、京都を大いに愛し楽しみたいと思っています。

京都検定3級合格者 辻 陽一さん

京都検定3級合格者 辻 陽一さん

第8回京都検定 3級合格
辻 陽一さん (京都府在住)

「京都生まれの京都知らず」

 京都に生まれ何十年、学校も、仕事も遊びもすべて京都ですごしてきた、数多くの思い出に満たされてきた自分。特に戦前の幼少期に、1つのなつかしい楽しかった想い出は、貴船での何回かの昆虫採集です。今もその蝶々の標本をみて、当時の楽しかった幼少期をなつかしく思いだしております。
 しかし、この年齢になり京都検定に取り組んで、“京都生まれの京都知らず”だった自分に気づきました。ひとつの例として、例えば祭といえば三大祭しか頭に浮かばなかったですが、京都検定を学んでから三大奇祭にも出かけ、実際に観覧してきました。運悪く広隆寺の牛祭りは中止で見られませんでしたが、鞍馬の火祭りには感銘いたしました。
 京都検定の私にとっての大きな成果は、受験をきっかけに多くの京都の歴史、文化、観光に関する書籍を熟読する機会があったことです。そして、それも大切なことですが、より多くの現場に足を運び、体で実感し学んだということも、大きな成果です。検定に合格したことは、京都を学ぶ上でのスタートで、喜ぶべきことだと実感いたしております。また、少しでも京都を知る大変良い機会を与えられたと感謝いたしております。
今後はこれを機会に、より多くの人達との出会いで、しっかりとしたガイドを行い、それを通じてますます京都の歴史と文化、観光を共に楽しみ勉学していきたいと思っています。京都検定受験を機会に、京都の多くの神社や寺院、名所旧跡を訪問し、その深さを(まだまだ未熟ながら)知りつつあり、知らなかったことが多くわかってきたことは、これからの私の残された人生の大きな生きがいを得たことと喜んでいる現在です。

京都検定1級合格者 北市 利刀さん

京都検定1級合格者 北市 利刀さん

第7回京都検定 1級合格
北市 利刀さん (大阪府在住)

「私の京都検定への挑戦とその後」

 私は元々京都の歴史・文化にとりつかれた、単なる京都好きでした。ご当地検定の先駆けの「京都検定」を知り、検定挑戦に意欲を掻き立てられたのが始まりでした。第1回の3級・2級を受験し、無事に合格しましたが、その先に長く厳しい試練の道が待ち構えていることを、思い知らされる結果となりました。
 1級の難易度は、私の能力、知識では寄せ付けない、とてつもなく強靭な城壁のようでした。二回や三回の玉砕を覚悟に臨むも、予測通りの敗退の連続でした、「失敗は成功への積立貯金」「難関を突破してこそ達成感が得られる」と自己を奮い立たせるものの、四回目、五回目の敗退には、流石に心も折れそうになりました。それでも、「ここまで来たら意地でも合格するぞ」と半ば開き直って、今度を最後に受験にするのだという強い決意のもと、六回目に臨みました。結果は合格。この筆舌に表し難い感慨深い喜びは、失敗に失敗を重ねた者に与えられた勲章だと誇りにさえ感じています。
 私のライフワークの一つに、知人・友人グループに京都の良さを心と肌で実感してもらえる案内を目指しています。私の京都検定は1級合格と同時に新たなスタートを切りました。現在は、月に3~4回の京都案内を実施する傍ら、より多くの人に京都を満喫してもらうため、講習会受講や現地探索しながら知識の収集などの自己研鑽に努めています。
 京都検定のおかげで私は「人生、今が青春」を謳歌しています。京都検定を受講される皆さんに、もしアドバイスするならば「合格の必勝法は合格するまで粘り強く挑戦する」「京都を愛する心を持ち続ける」ことだと思います。何よりも京都を楽しんでください。ご健闘をお祈りいたします。

京都検定1級合格者 松浦 光範さん

京都検定1級合格者 松浦 光範さん

第5回京都検定 1級合格
松浦 光範さん (大阪府在住)

「京都は無限、だから面白い」

 私は、大阪生まれの大阪育ち。高校まで大阪の学校に通い、大学は京都の大学で学びました。学びといえば、響きはいいですが、明確な将来設計もなく、貧乏学生でアルバイトに明け暮れ、嫌いな勉強はしないで、好きな遊びもできず、大学を卒業して社会人になってから現在に至るまで、40年余り、京都に通い続けています。
 仕事では京都との接点は全くなく、趣味のカメラを持ち、京都の祭を追いかけています。学生時代に成し得なかった反動からか、京都の空気を吸うために、せっせと主に洛中に足を踏み入れています。
 この「京都の空気」とは、いったい何でしょうか。一言で言うのは非常に難しく、答えはないのかも知れません。千二百年の質、量、重みが一杯詰まっていて、良くも悪しくも時代を動かし、創ってきた天皇、貴族、武士らの為政者はもちろん、名も無き多くの人々が歩いた都で、何かを感じることができればと思って、私も歩いています。
 温故知新。21世紀の今も、人間社会は物心全て合理化の追求で便利になっていますが、心が細っている気がします。京都の歴史、文化などの中には、現代から味蕾に通じる人の生きる道筋が隠されていると思います。大阪人がいうのも変ですが、心底京都のことを多くの人に知ってほしいのです。
 最後に、京都に関する知識は他分野に渡り再現がなく、掴みどころがないのが魅力。よくぞ面白い検定を考案されたと、考案者の方に感謝します。第1回の実施を知り、とびつき、高を括って受験し、3級、2級はどうにか一回でパスしたのですが、1級は手こずりました。合格後も、「遊び心」で気楽に学習を続けています。京都は学生の街ですが、特に多くの若者に京都検定受験をお勧めします。

京都検定1級合格者 野村 正春さん

京都検定1級合格者 野村 正春さん

第6回京都検定 1級合格
野村 正春さん (京都府在住)

「京都・観光文化検定
その歴史認識と京都ガイド」

 「合格まであと2点です。118点」とプリントされた合否の通知書を見て愕然とした記憶を、今でも忘れることができない。2点の壁は、正解の頭に「京」をつけるかつけないかの最も基本的な誤りだったからである。「京観世五軒家」
 第1回京都検定2級に受験して合格、第2回から始まった1級に受験したのだが見事に惨敗。テキストを重視せず我流で通した結果であった。みじめな思いに発奮してテキストを読み返し、講義に耳をかたむけ、そのポイントをひたすら書き覚える。その気力は、遠い昔の受験時代にタイムスリップしたかのようである。しかし、合格率はかなり厳しい数値である。これはご当地検定の域を超え、各分野での歴史認識は言うに及ばず、回答の正確さが追求されるハイレベルの登竜門である。受験を控え、退化中の頭脳に刺激を与え奮戦したが、合格までの道のりは険しく、同僚が脱落していくなか、自らの信念を貫き次年度(平成21年第6回)のテストでやっと合格した(合格率5.2%)
 顧みれば2級・1級の出題に大きな差異はないのだが、マークシート方式での回答と、筆記による回答でこれほどの違いがでるのかと驚嘆した。大きなちがいといえば3問の小論文があげられる。論文と聞いてあきらめた友人もいたが、論文は書き直す時間を与えてくれず、5つのキーワードをいかに接続させるかその応用が試される。思えばひと文字2点で不合格となり、1級の厳しさを実感し、歴史認識があまかった点を反省、謙虚な気持ちで取り組んだ結果が良かった。京都・観光文化検定を受験して多くを学んだが、そのどれもが顕在の観光ガイドの仕事に役だっており、入洛される多くの方々のために更に研鑽を積み、思いやりの心でガイドを引き受けたいと思う。
最後にただ一つ残念なことがある。1級合格者への配慮である。京都には非公開寺院が多くあり、申し込み等によって有料で拝観(参拝)できるような何らかの手は打てないか? これは合格者の大方の意見である。合格者から、京都・観光文化検定が「有名無実」と酷評されないためにも、京都商工会議所、合格者が一体となって取り組み、これからの京都・観光文化検定が更に発展して永続されることを願う。

京都検定1級合格者 土肥 清浩さん

京都検定1級合格者 土肥 清浩さん

第7回京都検定 1級合格
土肥 清浩さん (神奈川県在住)

「京都検定があって、よかった」

 70年前(昭和15年)の夏、東京駅初の夜行列車での翌朝、煙と煤にまみれて、長いトンネルを抜けた所が京都だった。初対面の叔母が幼児を連れ、プラットホームに出迎えてくれ、傍らの蛇口が数個横に並ぶ洗面場で、顔を綺麗に拭いてくれた。白い柔らかいタオルが真っ黒になった。市電乗り場への途、叔母が京都弁で「あれが東山」と指さす所に、絵本と同じ、幻想的で草原な紫緑の山並みがあって、私は物語中の人物になった。市電にて西大路蛸薬師で下車するのを、車掌の言い違えで、ひとつ停留所の北で降りて、お陰で西大路を南へ随分と引き返した。西大路の西側は一面の粗放的な野原で、子供心にも殺風景でつまらない所だった。蛸薬師東入、嵐電の踏切手前すぐ右側の友禅染型染め工場が、叔父の勤務先で、付属した鰻の寝床風の住居が自宅だった。東京育ちの小学生が、夏休みに初めての遠出が京都で、壬生淵田町に一週間滞在した。
 友禅型染め現場で毎日職人達の作業を見て過ごし、「私は毎日琵琶湖の水を飲んでますー」という職人と仲良くなり、京都御苑、平安神宮、蹴上のインクラインを案内してくれた。叔父は伏見稲荷大社と桃山御陵。長い赤い鳥居の坂道の中途で折り返した。叔母は幼児帯同で嵐電に乗り、渡月橋から嵐山散策、小舟で保津峡を遡ると、山の中から汽車が現れる童話の世界。食事後、私が「ごちそうさま」というと、叔母は「よろしゅうおあがりやす」と返した。晩の銭湯は、嵐電の踏切を渡った先にあり、番台の男の「おいでやす」の高い声が快かった。
 その後、長い長い時空を経て、社会人として京都に仕事で度々往来したが、ビジネス後は、京都ホテル宿泊、木屋町で夜の歓楽、パターンはいつも同じ。たまに列車の京都発までの時間つぶしに、三十三間堂か東本願寺にあがって休憩するくらいだった。齢70半ば過ぎて、たまたま「京都検定」の存在を知り、往時の京都を回顧しながら三級から始めて、何回も楽しく受けて、一級に合格した。京都検定のおかげで、古代から近世までの首都(京都)の政治、文化、仏教史が体系的に整理され知的になった。私は今、通訳の仕事をしているので、検定のテキストや受講講座の話を、受け売りでしゃべっていれば満点。京都検定があってよかった。

京都検定1級合格者 齋藤 好正さん

京都検定1級合格者 齋藤 好正さん

第5回京都検定 1級合格
齋藤 好正さん (東京都在住)

「家族の絆」

 平成17年8月、20年ぶりに京都の地に立ちました。前年にNHK大河ドラマ「新選組」が放映され、我が娘3人が出演者のファンであったことから、この夏休み旅行は京都に行こうと全員一致で決まったのです。
 東京から京都まで約500キロの道のりを、新幹線ではなくマイカーで行くことになりました。途中休憩をたっぷりと取り、約8時間かけて最初の訪問地「清水寺」に到着し、一歩を標した際には、まるで金縛りにでもあったかのように、その場で立ちすくんでしまいました。昭和44年に修学旅行専用列車「日の出号」で初めて京都へ降り立った時のこと、20代の独身時代に何十回も京都へ足を運んだ時のことなどが脳裏を駆け巡り、今までの思い出が走馬灯のように浮かんできたのです。なつかしさが全身を包み、しばらくは声も出なかったことを覚えています。
 このことをきっかけに、私の京都検定チャレンジが始まりました。第1回検定は間に合いませんでしたが、第2回検定受験を初回として第5回の時に、ようやく念願の1級試験に合格することができました。この時の嬉しさは格別のものがあり、小踊りして喜びを噛み締めたものです。
 大学の観光学部に入学した長女の卒論テーマが「京都と浅草の国際観光都市比較論」、今も続く次女の「新選組研究」、三女の「英語英文科専攻」など少なからず家族旅行した“あの時”の京都旅行が影響しているものと思っています。父娘の2人旅で京都を訪れたことが何回もあり、本当に嬉しく感無量です。京都との縁を大切にして、さらに家族の絆を強めていけたら良いなと強く願っています。
 仕事の関係でなかなか京都へ行けませんが、東京の地から一市民レベルで京都の素晴らしさを発信していきたいと思います。世界一の電波塔「東京スカイツリー」や「浅草」から数百メートルの至近距離の所に住んでおりますので、東京下町に御興味のある方は是非お立ち寄りください。これからも京都ファンとして微力ながら応援させていただきます。

京都検定2級合格者 木村 教雄さん

京都検定2級合格者 木村 教雄さん

第8回京都検定 2級合格
木村 教雄さん (大阪府在住)

「奥深さを知るきっかけの京都検定」

 私が、京都検定を知ったのは一昨年(平成22年)の事でした。パソコンで何気なしに京都について調べていましたら、「京都検定ホームページ」が載っていました。それ以前にも京都に興味を持っていました。このホームページを見て、もっと京都の事について勉強したいという意欲になりました。京都検定の過去の問題と解説を購入しまして、勉強に励んでいきました。「京都・観光文化検定試験」という本も購入して同様に励んでいきました。
 昨年(平成23年)に、京都検定を受験しました。2・3級を同時に受験しました。参考書で勉強していくうちに、京都にはいろんな伝説があるのだという事を知らされて、ますます京都の虜になっていきました。試験日までに、京都の名所を巡ったりして、勉強に打ち込んでいきました。3級の方は基本的な知識が中心で、2級は高度な知識が要求されるのだなあという感じでした。楽しんで臨んだかいがあって、両者共に合格させてもらいました。
 試験後も京都への思いは募るばかりでした。試験を終えて、思った事は、現地に赴く事こそが、覚えることの早道なんだという事です。そうして行くうちに、京都の為に何かしたいという気持ちが心の底から湧き上がって来たのです。せっかく覚えた知識を生かすことは出来ないだろうかと思いました。そう思っている私に、手を差し伸べて下さったのが、京都商工会議所だったのです。京都への強い思いを手助けして下さる存在でした。
 試験合格だけで終わらずに、京都の為に何か出来るチャンスを提供して頂いた京都商工会議所には感謝の気持ちでいっぱいです。
 ボランティア活動に講義と京都検定は、京都に恩返しする場を与えてくれたきっかけです。この機会を生かして、色々な活動に参加して、山紫水明の京都の魅力を伝えていける存在になりたいと思っています。京都検定を通じて、改めて京都は奥深い所で貢献していきたいという気持ちにさせてもらえました。

京都検定3級合格者 荒木 律さん

京都検定3級合格者 荒木 律さん

第8回京都検定 3級合格
荒木 律さん (京都府在住)

「65歳、京都検定デビュー」

 ふと気付いたら65才になっていた。鏡を見たら、老けたおっさんがムスーとしていた。気になって昔の写真を見てみたら、そこには若い僕が笑っていた。嫁さんも娘も息子も笑っていた。
そんな時、嫁さんが、「あなた、京都検定受けてみたら?」と言ってきた。「京都検定、俺は、新選組の事なら少しは知っているけど、京都の事全部となると無理じゃないか。」「だめで元々じゃない。」「ま、それもそうだ。とにかく勉強だけしてみるか。」
そういって、本屋に行き、京都・観光文化検定試験、京都検定3級虎の巻を買ってきた。開けてみて驚いた。これ全部覚えるの。けどやると言ってしまったし、仕方ないか、と読んでも眠たくなるし、分からないし、それでもニ度、三度読むと少し分かった様な気がしてきた。
試験当日。久しぶりのペーパーテスト。部屋に入り、自分の受験番号を確認し、鉛筆、けしゴムを取り出し、時間を確認、これでよし。おっとトイレ、すっきりし自分に机に座り、回りを見渡した。年寄りばかりかと思ったら、若い学生風の男女も、40代、50代も、これはウカウカしておれん、気持ちが集中してきた。緊張感が湧いてきた。そうだ忘れていた、この緊張感、何かワクワクしてきた。
試験終了。帰る時、御所の脇を通りながら考えた。受かるにしろ、すべるにしろ、もう一度受けてみよう。40年世話になった京都じゃないか。色々な事があった京都、その京都の事を何も知らず、何も分からずにいる事は京都にとって失礼ってか。そうだ京都の事をもっと知ろう、もっと勉強しよう、そう思うと何か心がウキウキしてきた。
65才の俺でも、まだまだ。

京都検定2級合格者 津坂 金敏さん

京都検定2級合格者 津坂 金敏さん

第3回京都検定 2級合格
津坂 金敏さん (愛知県在住)

「京都と私」

京都、それは22才までは何の関係もない、一地方都市名でした。しかし、大学卒業後、友人が京都市山科にある会社の寮に入ったことにより、たびたび遊びに行く機会に恵まれました。近隣に、天智天皇綾、少し足を伸ばせば清水寺を中心とした東山地区となり、歴史好きな私にとって教科書そのものがここにあり、大変、感動したことを覚えています。
50才を過ぎたころから、第二の人生を考え始めましたが、旅行好き、歴史好きの私にとって今後、何をやりたいのか暗中模索していた所、京都検定に出会いました。それまで京都へは、いく度となく行きましたが、有名寺院の参拝、名店での会食、買物等を漠然と巡っていただけではないのかと考えてしまいました。やはり、思った通りでした。例えば「清水寺は?」と考えた場合、思い浮かぶのは、清水の舞台、桜、紅葉、3本の滝(実際は音羽の滝)等外観のみが頭に浮かび寺の内面について何も知らないことに気付かされました。やはり、実際現地でその寺院なりの歴史や行事を知った上でこそ訪れる価値が生まれてくるものではないでしょうか。
京都は、1200年以上の歴史があり、行くだけで心が落ち着くのは、やはり、京都が日本人の心の郷里であるからではないでしょうか。
京都検定を受験し、今の所、3級、2級はうまく合格しましたが、1級はなかなか合格しません。しかし、級を取ることが目的ではなく、京都へ行き、目的とする寺院なりの歴史や行事などをより一層知った上で参拝することにより、愛着も深まってきました。
京都へは、年に2、3回程度しか行くことが出来ませんが、現在、TVでもよく「京都」が取り上げられた番組もあり、毎日TV番組をチェックし、視聴出来ない時間はDVDに録画し、京都を旅行している気分を味わっている昨今です。
今後も、より一層、京都に対する知識を深め、京都検定に合格するのみでなく、京都という歴史ある地域を学んでいきたいと思っています。

京都検定1級合格者 森下 哲男さん

京都検定1級合格者 森下 哲男さん

第7回京都検定 1級合格
森下 哲男さん (大阪府在住)

「京都人、京都離れて、京都観光」

 私は今、70才ですが、20代の半ばまでは南区上鳥羽で育ち、その後、大阪へ勤務するとともに住居も移りました。上鳥羽は、京都市内といっても、野菜畑や田んぼが囲む農村地域で、いわゆる京都の寺社、繁華街、三大祭等の、京都で話題になるエリアからは別世界のようなところでした。
一方、勤務先では、京都出身者ということで、何かにつけて京都について聞かれることが多く、そこで、休日には、観光地や寺社などを観光客のように見て回りました。そのうち、だんだんと京都とも疎遠になりがちでした。でも、京都を離れても、なぜか、京都の話題がニュースで出ると、気持ちが良かったり、どきっとしたりしていました。そして、たまに京都に行った時は、何となく落ち着き、京都の匂いを感じたりしていました。
京都検定を知り、何回も受験してやっと1級に合格しました。年齢と共に、記憶力は弱くなり、覚えるのと忘れるのとの競争でした。答えが分かっても、その漢字が出てこなかったり、「本のあそこに書いてあったのに」と思っても、その場で思い出せなかったりと、溜息ばかりでした。そんな中でも、京都への興味は続き、毎月の京都検定講演会をきっかけに、少なくとも月1回は、京都に出かけるようにしています。京都の表面上の変化には驚かされることが多いですが、これも時代の流れと慣れていきます。また、最近ではテレビ、新聞などで話題になったりしたランチやスウィーツにも関心を持ち始め、楽しみが増えています。
さて、今年もゴールデン・ウィークがやってきました。毎年、この時期には京都古文化保存協会による非公開文化財の特別公開が行われています。今回は大河ドラマに合わせてか、後白河法皇ゆかりの法住寺が初公開されるほか、東福寺塔頭の退耕庵もおもしろそう。まだまだ興味が尽きない京都でした。

京都検定1級合格者 林 峯生さん

京都検定1級合格者 林 峯生さん

第7回京都検定 1級合格
林 峯生さん (愛知県在住)

「京都検定受験勉強心づもり」

 京都検定を取得した経験から、これから京都検定を受験しようと考えておられますに受験勉強の対応の一つの参考にしていただければと下記に述べたいと思います。
1.心構え~絶対に合格する。合格するまで諦めない。という強い意志を持つこと。
2.勉強期間(目安)~京都検定には、1級、2級、3級の三段階あり、それぞれの勉強期間は、
  3級 1年、2級 1年、1級 5年を目途に、早急に結果を求めず、ジックリ挑戦する。
3.2級、3級の勉強方法
  ①「京都・観光文化検定試験・公式テキストブック」(最新版)を時間のある限り
    何回も繰り返し読み込む。(細部まできちんと読み込む)
  ②「京都検定問題と解説」(京都新聞出版センター)の問題を解きながら必ず解説も読む。
    3級、2級、1級全てに目を通す。教科書に書いてないことが載って いるので
    京都通の知識を拡げるのに大変役立つ。
  ③3・2級とも四者択一であるから覚えることが中心になる。
4.1級の勉強方法
  3級、2級とは、全く違う出題方法です。3級、2級で学んだ教科書、問題と解説の知識に加えて、
  “書く力”が要求されます。(全ての問題に)
  ①固有名詞(氏名、神社・寺院名、庭園名、茶室名等)が漢字で正しく書けるように。
  ②神社、寺院、塔頭、それらに付属する庭園、茶室、手水鉢、石灯篭等を、同名もあるので、
   混同しないように正しく覚える。
  ③作文対応は、過去問を参考にしながら、三大祭、大神社、寺院を自分なりに問題(五項目以上)
   想定して繰り返し作文してみる。
  ④京都にゆかりの文学者、詩人、俳人、絵師、陶芸師、石碑、場所も研究する。
  ⑤自分の得意とする分野が多く出題される年が必ずあるので諦めずに努力する。
5.京都検定に合格して思うこと
  京都の文化、歴史の知識が非常に豊富になったこと。日本史の知識も豊富になりました。
  これからも一層、精進を重ねていきたいと思っています。

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