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公式テキストブック

公式テキストブック

京都検定1級合格者 寺山 直次さん

京都検定1級合格者 寺山 直次さん

第9回京都検定 1級合格
寺山 直次さん (兵庫県在住)

「趣味がビジネスに…京都講座講師を務めて」

 これまでも勤務先であるみずほ証券の営業系マネージャーを務める傍ら、お客さま向けに趣味のセミナーとして「京都観光・文化セミナー」を東京や神戸の支店で年数回開催していました。
 昨年4月、お客様向けのセミナーや新入社員・若手社員の教育研修の講師を務める部署に配属となったのを機に、みずほ証券のお客様を中心に、銀行や信託銀行のお客様向けにも、お話しさせていただくことになりました。東京御茶ノ水の本社所属ですが普段は四条通柳馬場の京都支店に駐在し、北は札幌から南は鹿児島まで全国の支店でセミナーを開催しています。規模は1回あたり20名程度から300名を超える大型セミナーまでさまざま。1ヵ月に7~8回、このペースなら、年間100回近くになります。
 ほかにも、ビジネススクールで「ビジネス必須 京都雑学講座」と銘打ち講座を行ったり、各地の商工会議所の依頼で「まちおこし行事」の一環として「まちゼミ」の講師などを務めています。
 内容は基本パターンを数種類用意し、季節の話題や時事ネタ、また開催地域と京都の関係などを加えます。たとえば地域ネタでは、福島県郡山市の「会津藩ネタ」、また時事ネタでは、大河ドラマにちなみ、「高山彦九郎と吉田松陰の関係」のお話など、興味深くお聞きいただいております。
 講師を務めて感じることは、全国どこへ行っても「京都ファン」が数多くおられ、非常に関心が高い。お客様も非常に喜ばれ、ビジネスにつながることが多い。趣味で行ってきたことがまさか本業になるとは思ってもみませんでした。特に1級受験に失敗を続けていた時は苦痛でさえありましたが、今では非常にありがたいことと感謝しています。
 もし、セミナーのご用命がございましたら、どこへでも馳せ参じますのでぜひご用命ください。

※寺山様におかれましては、平成28年12月にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

京都検定1級合格者 秦 常雄さん

京都検定1級合格者 秦 常雄さん

第7回京都検定 1級合格
秦 常雄さん (京都府在住)

「『京都散策(花と紅葉めぐり)』編集発行にあたって」

 京都検定受検を思い立ってから、準備を始めると、まもなく記憶力の衰えを思い知らされた。そのため、記憶のために、神社仏閣などはできるだけ自分の足で現地を訪れるようになった。
 一度現地に行っておくと、おぼろげになった事項でも、現地の風景が思い出され、関連する事項が浮かんでくるものである。逆に行ったことが無い場所での関連問題が出題されても、いくら考えても、時間の浪費になるだけだった。
 この習慣は、京都検定試験合格後も変わらず、普段は非公開の寺院の特別公開などがあると、可能な限り訪れるようになった。
 最近では、写真の趣味もあるので、京都の季節ごとの花や紅葉を撮影しに出かける。
このたび、自分の会社生活を終えるという区切りもあるので、「京都散策(花と紅葉めぐり)」を編集し、発行することにした。本当は仏像に興味があり、京都の散策を始めたのであったが、ほとんどの神社仏閣が、国宝や重文のものをはじめ仏像などは撮影禁止であったため、何か物足りない感じがあった。そのため春秋の美しい桜や紅葉を中心として、写真撮影に訪れるようになってきたのであった。
 今回の「京都散策(花と紅葉めぐり)」の写真撮影にあたっては、やはり天気が気になり、せっかく出かけるのだからと、雨を避けるために日程と週間天気予報および開花情報や紅葉だよりなどを新聞やインターネット検索で、入念に調査したものだった。それでも春秋の天気は気まぐれで、何度も急変した。このため、曇りの時は写りが悪くて暗い感じが残った。また、時間的に逆光になることもあり、思うような写真は数少なかった。
しかし、「目は口ほどにものを言い」の例えもあり、視覚に訴えることで出来るだけ京都に行きたくなる気を起こさせるように有名神社、寺院と花、紅葉の名所を組み合わせた。まだ70ページ程であるが、今後も続けて生きたいと思っている。
 今回のものは、会社でお世話になった人たちに進呈して、もっともっと京都に興味を持っていただこうと思っている。

京都検定1級合格者 吉田 健さん

京都検定1級合格者 吉田 健さん

第5回京都検定 1級合格
吉田 健さん (京都府在住)

「京都検定を受験して。」

 地方転勤した時に、お客さんを京都へ案内した私は、逆にその人に教わるという経験をします。京都人なのに知らない恥ずかしさに発奮し、それを機会に京都本での学習や、寺社通いを繰り返し、薀蓄を語れるまでなりました。知識が充実してきた折、京都検定が発足したので、実力試しに3級と2級を同時に受け、これは教科書を読んでパスしました。次年度に挑戦した1級では、80%の壁の高さを知り、その後、講演会や合格者の勉強の仕方を聞いて学び、京都学の本も数多く読みました。
今一歩が越えられない繰り返しの中で、学べば学ぶほど京都の奥深さを知ることになります。4度目で合格に至ったのですが、受験を通じて京都検定の一級合格者の意味を自問し、資格通りの京都通になれるよう、ブログでその足跡を残すことにしました。自分しか見えない京都はないのか、知らせたい京都は何なのか、京都中を受験後も歩き回り探りました。たまたま埋蔵文化研究所さんに京都検定のご縁で1年お世話になり、土の中の京都から見る観光コースづくりに参画でき、一味違う街巡りもできました。平安京の仁丹看板所在地や、街中の地蔵の所在も調べたり、石碑や史跡が京都の隠れた観光資産であることも知ることができました。
スタッフがいてできることと、個人でなければできないこともあるので、私は「好奇心京都」のブログで個人として、「京都の自然」、「京都の寺社」、「京都の祭り」、「京都の史跡」等を紹介できるよう挑戦します。定点観測をしてこそ見える京都の自然の変化や、写真を撮り続けることでどこから見る京都が美しいのかも私なりに紹介し始めています。毎日の積み重ねをどこまで続けられるか、それが今は自分の課題になっています。私の頑張りにもしご興味があれば、「好奇心京都」でネット検索して、私のブログを一度訪問して見て下さい。

京都検定1級合格者 川村 利和さん

京都検定1級合格者 川村 利和さん

第4回から5回連続1級合格
川村 利和さん (愛知県在住)

「京都の景観保存の研究」

 昨年、京都産業大学の特別客員研究員の機会をいただき、1年間「京都の景観保存」について研究し、4月21日に特別客員研究員発表会で紹介しました。主に「京都の景観保存の歴史」を中心に研究しました。深まりのない研究になってしまいましたが、「京都検定公式テキスト」の内容を少し深めることができました。その中で面白いと思ったことを2点紹介します。
 1つ目は「町式目」です。これは江戸時代に町組が治安を中心に取り決めた町のきまりです。町組は祇園祭の執行母体になったり、明治2年の番組小学校の設立母体となったりした町衆の組織です。この「町式目」の中に、建物のデザインなどを取り決めたものがあります。例えば「店棚」の設置を義務付けたり、長暖簾を禁止したりして町の景観を意識した「まちづくり」が行われていました。そして、この江戸時代の「町式目」が現在の「まちづくり」に復活しているのです。いくつかの町内で「平成版町式目」がつくられ、「景観・まちづくり
が行われています。これは京町家の消滅や高層マンションの建築などによる環境破壊や、地域コミュニケーションの崩壊などに危機感をもった地域の方々が、新たな町おこしとして始めたということです。姉小路界隈の町式目などがHPで公開され参考になりました。
 2つ目は景観保存や文化財保存に関する京都の先見性です。これは常識だと思われがちですが、そんなに単純なものではないことが分かりました。JR京都駅ビルは、設計者の原広司さんが検定試験にも出題されましたが、建設をめぐってデザインや高さ規制をめぐって景観論争が起こりました。これ以前にも京都タワーの建設をめぐって美観論争があったことを知りました。このような景観論争などを経て現在、京都や日本の景観保全対策が前進したことが分かりました。また、中京郵便局の壁面保存(ファサード)や、町並保存(伝統的建造物群保存地区)制度、また眺望景観創生条例などは全国に先駆けて行われました。京都は日本の歴史的景観や伝統文化を代表していますが、その「保全、再生、創出」は、常に時代の流れの中で葛藤しつつ受け継がれてきたことを痛感しました。

京都検定1級合格者 藤枝 雅子さん

京都検定1級合格者 藤枝 雅子さん

第7回京都検定 1級合格
藤枝 雅子さん (神奈川県在住)

「京都と東京を繋ぎたい」

 京都生まれで親も従兄も京都に住んでいるので京都は故郷なのですが、住んでいるのは神奈川で、京都は観光しに行く「憧れの地」でもあります。
 当初は面白半分で京都検定の勉強を始めたのですが、昨年(平成23年)京都検定1級に合格して、トーハク(東京国立博物館)でボランティア活動を始めた所、トーハクには京都に関わりを持つ展示が実に多い事に気が付きました。
 昨年(平成23年)の特別展の「空海と密教美術展」や「法然と親鸞 ゆかりの名宝展」では、高雄曼荼羅など京都に行ってもなかなかお目にかかれない宝物を一挙に目にする事ができましたが、通常文化展でも京都に関連する作品が沢山展示されています。
 国立博物館の展示ですので、その時々のテーマやコンセプトに従って来館者に解りやすい展示がされているのですが、これにさらに「京都検定」という軸を加えて自分自身で展示を鑑賞し、ボランティア仲間や来館者の方々に伝えています。
 例えば、先月私の所属する「本館ハイライト」グループで、長保3年に作られた「線刻蔵王権現像」のガイド資料作りを担当したのですが、この時も、蔵王権現像の作られた年が今宮神社の「やすらい祭」の始まった年と同じで、門前のあぶり餅はお勧めである、とガイド資料に書き、喜ばれました。
 トーハクに来て頂いた方の展示鑑賞の軸に「京都検定」を加えて展示物や日本文化の理解をいっそう深めて頂き、この上で京都にお出掛け頂き、京都の面白さをより深く体験して頂きたいと願っています。
 なお、「線刻蔵王権現像」は本館2階3室で通年展示されています。

京都検定1級合格者 斉藤 勉さん

京都検定1級合格者 斉藤 勉さん

第7回京都検定 1級合格
斉藤 勉さん (千葉県在住)

「『京都ツアー』を企画しています」

 3年間の単身赴任を京都で過ごして以来、京都は私にとって生涯探究するライフワークになりました。京都は文化が重層的に重なっている、日本にとって類い稀な都市です。首都圏(千葉)に帰って既に10年を過ぎましたが、毎日の通勤電車内では京都にまつわる書籍を絶やさず、また年数回は京都を訪問しています。知れば知るほど京都の奥深さを感じ興味は尽きません。
この京都の良さを多くの人にも知ってもらいたいと思い、自ら「京都ツアー」を企画し、現地ガイドも兼ね実施しています。10名程度の単位で参加者を募り、これまでの京都訪問経験・見学希望地・興味あるテーマ等について、事前に簡単なアンケートをとり、プランを練り見学コースを決めます。コースには常に「花街体験」を入れ、中高年が喜ぶように設定しています。修学旅行・団体旅行のように短い日程で、有名寺院だけを沢山見学する典型的な京都旅行を、何回・何年経験しても京都の奥深さに触れる機会は少ないと思います。
このツアーでは、表面的ではなく少しでも知識があればもっと京都に興味が湧いてくることを参加者に知らせることも目的のひとつです。その時のテーマ「襖絵」「仏像」「庭園」「木造建造物」「茶室」「街並み」等を選定し、少しでもその深さに触れてもらいたいと思っています。今のところ年1-2回の頻度で職場・学生時代の友人を中心に企画していますが、最近、次はどこに・・・という声も聞こえてきており、企画に少しは満足してもらえたのではと嬉しく思っている此の頃です。
京都検定合格者として、1人でも多くの人に「広く奥深い京都」に興味を持ってもらい、京都訪問のリピーターを増やすお手伝いをしたい、また自らのライフワークとしても続けてゆきたいと思っています。

京都検定1級合格者 坂口 敦史さん

京都検定1級合格者 坂口 敦史さん

第7回京都検定 1級合格
坂口 敦史さん (京都府在住)

「目指すは観光ガイドランナー」

 私の趣味は、数年前から始めたランニングです。いつもは京都や宇治の市内を走っています。一方で、過去に京都検定では1級の挫折を何度も味わっていました。折角趣味のランニングで京都の街中を走っているのに観光スポットをめぐらない手は無いと思い、毎回ランニングの前に歴史上の人物にまつわるスポットや時代背景などのテーマを決めて、走るルートを設定しました。
あらかじめ書物などでまわるスポットの知識を頭に叩き込んでおきました。そしてランニングスタート。四季折々の景色や景観も楽しみながら走りました。実際に現地で見聞きしたことで知識はどんどん深まったし、ランニングのスキルもどんどんとアップしていき一石二鳥でした。その甲斐もあり、見事1級に合格することが出来ました。さらに第1回の京都マラソンに出場し完走することが出来ました。これからも京都の知識を深めるべくランニングを続けていき、いずれは京都の観光ガイドの出来るランナーを目指したいと思います。

京都検定3級合格者 松本 正樹さん

京都検定3級合格者 松本 正樹さん

第8回京都検定 3級合格
松本 正樹さん (京都府在住)

「語る、歩く〈京都検定証〉を目指して!」

 私は去年の京都検定を受けて3級に合格した者です。検定受験の動機は京都に住んで32年、「温故知新」が座右の銘の私にとって、日々深まる京都の魅力を、より多方面からしっかりと知りたいと言う事からでした。本来歴史好きな私は以前より世界史、日本史に関連する本を読んだり、歴史ものの映画などもよく見に行ったりしていました。しかしそれは、これと言った目的もなく、また体系だったものでもありませんでした。しかし、検定試験を決めた半年前から仕事の合間を見ながら「京都・観光文化検定試験」公式テキストブックを参考に、歴史、史跡をはじめ、神社仏閣、伝統工芸、文化、生活に至るまでを体系的に、また幅広く勉強することとなりました。覚えては忘れてのくり返しでしたが、とにかく暗記テストも粘り強く行いました。時には休みに妻を連れ立って、現地見学も行いました。この現地見学は、本ではなかなか頭に入りにくいことが、立体的にすーっと頭と心に入ってくる威力がありました。
 知れば知るほど京都の奥深さに引かれるばかりでした。こんな多少の努力があってか、3級を無事合格しました。でも、私の目指すところは「合格証」をもらってジーッと眺め、自己満足するためのものではありませんでした。私の目標とするところは、この「合格証」に口をつけ、足をつけ生きた「証」にすることでした。それが一番近いのは「ガイド」として京都を訪れ、皆さんに京都の魅力をしっかり案内することと思い、それを新しい目標に定め、準備に取り掛かりました。そのためには2級を目指すのはもちろんですが、京都に関する一層の深い知識が必要であると考え、京都商工会議所主催の各種講演や「京カレッジ」の大学講義の聴講、また現地見学にも積極的に参加しています。また、まだ行ったことのない神社仏閣、文化施設も時間をみては訪問しています。5月からは実際に、修学旅行生の観光案内もすることとなりました。これは「有料」で、「証」が語り、歩くことにより、多少なりとも生活の「糧」を生み出すことに繋がることとなりました。
 でも、私の目指す目標はここでは終わりません。韓国語ができる私としては「通訳案内士」の国家資格を取って、韓国からの訪問者や観光客の皆様を韓国語で京都を楽しく案内し、その魅力を知っていただき、喜んでいただくことです。そして、その過程で在日2世としてささやかですが「日韓交流」の架け橋として役立ちたいということです。只今8月の筆記試験に向けて、その準備に格闘中です。現在、私はすでに「Goodwill Guide」に所属し、ボランティアとしてガイドをしており、4月も2回、日本の団体より依頼を受け、ガイドを行なっています。その時には、京都の観光名所と同時に日本と韓国の交流、融和の原点とも言える京都に残る「渡来人の歴史や遺跡」についても説明しました。その過程でガイドの魅力と重要性を直接五感で感じることとなりました。日本人、韓国人の心の交流のパイプとなり、双方から喜ばれ、感謝される、これこそ私の望んでいたことです。
 また、私には小さな「夢」があります。それは韓国をジョギングで一周することです。それは韓国で亡くなり、骨も拾ってあげられなかったアボジ(父)の魂を鎮魂し、韓国と日本、特に京都との交流促進のためにです。走りながら出会った韓国の多くの皆さんに京都の魅力を語りたいのです。また、日本の人がまだ知らない韓国の魅力を京都に、日本に発信したいのです。これもすでに2年半かけて3900キロを走破し、準備しています。
「京都検定試験」を受けようと思っておられる皆さん!試験チャレンジと合格はひとつのきっかけに過ぎません。生まれた卵に過ぎません。それをその後どう生かしていくか、どう育てるかはみなさん自身にかかっていると思います。でも何かの目標、夢を持って生きてゆくことは、「元気」になれます。

京都検定1級合格者 堀江 精一さん

京都検定1級合格者 堀江 精一さん

第5回京都検定 1級合格
堀江 精一さん (京都府在住)

「京都検定は私の財産」

 京都には神社仏閣はじめ美術館や庭園など見所が一杯。しかも、季節ごとにその趣が変わる、そんな不思議な魅力があります。私は京都生まれの京都育ちですが、以前から「そういう場所へは地元なのでいつでも行ける」という安易な気持ちでおり、実際に足を運んだ所はそう多くはなかったのです。
 そんな時、たまたま京都検定が初めて実施されることを新聞紙上で知り、それをきっかけに京都について勉強しようと一念発起。3級の受験願書を出し、また受験のための講習会にも参加しました。なんと、講習会は満員の盛況で、その熱心さに驚いた次第です。受験に際しては、ともかく公式テキストを繰り返し読み、できるだけ覚えるようにするのが精いっぱいでした。幸い合格したことで欲が出て、翌年は2級に挑戦。相当手強かったのですが、これもパスしたのは本当にラッキーでした。ここまで来たら、ぜひ一級に合格をと挑戦しましたが、流石に簡単ではなく、三度目でどうにか合格できました。
 現在は、京都産業大学日本文化研究所の上席特別客員研究員として、京都市域農業、特に野菜生産発展の歴史的背景をテーマに研究を続けており、昨年(平成23年)はキャンパスプラザでの「京都力養成講座」で他の上席特別客員研究員の方々とのリレー講義のかたちで講師をつとめさせていただきました。
 これまでの経過を通じて感じましたことは、京都検定をきっかけに、書物や地図から知識を得たり、現場へ行って自分の目で確かめたり、いろいろな方からお話を聞かせていただいたりすることで、長所だけでなく欠点も含めて京都という街の持つ特色が不十分ながら分かりかけてきたことです。
今後は、地元のことだけに偏らず、日本の他の地域にも視野を広げて互いに比較することにより、京都の特質をしっかり把握できるよう努めていきたいと思います。

京都検定1級合格者 笹井 敏博さん

京都検定1級合格者 笹井 敏博さん

第6回京都検定 1級合格
笹井 敏博さん (大阪府在住)

「歴史ロマンのテーマパーク京都を多くの人々に」

 私は現在「隠迷処杖(かくれめいしょずえ)」というクラブネームで古都観光サポートクラブを主宰しています。ただ、スタッフは私一人なので案内にも限りがあり、口コミ紹介での予約の方のみです。このようなことを始めた動機は若い頃(50年程前)から京都大好きな人間だったからです。
 しかし、京都検定を受験する迄の私の京都の知識といえば間口ばかり広く、奥行きの浅いものだったと思います。6年ほど前になりますが体調を崩した為当時の仕事を引退、その年から本格的に勉強を始め京都検定を受験、三度目の正直で1級に合格することが出来ました。京都検定1級合格は大阪の友人、知人にも知れ、評判になり、お祝いもしていただき、改めて京都検定がそれだけ世間に認知された素晴らしいものであることに驚きを覚えました。
 その後は、今まで以上に本をよく読むようになり、また京都に度々足を運び、お客様を案内する際の「生の案内」をすることで一層の自信がついたように思えます。私は京都の素晴らしさは京都全体が歴史ロマンの「テーマパーク」である所だと思っています。バス、電車等を降りたった所に必ず何か歴史的な雰囲気が感じられる空気が漂っているからです。清水寺や嵐山といったメジャーなところでなくとも、見所満載の場所が沢山あるからです。今後もこのような場所を探して「上洛される人々」に発信伝達していこうと思っています。
 また、1級合格者には、京都産業大学日本文化研究所の特別客員研究員に一年間迎えていただける特典があり、私は平成22年度の研究員として勉強することができました。それにより、京都の文化や観光行政の奥深さにも多く触れることができ、また素晴らしい人達との出会いもあって私の人生に大きな財産となりました。今後も更に研鑽し京都の観光、文化を、上洛される人達のお役に立てるよう精進したく思っています。
 願いとして、私と娘は検定合格者ですので、孫が合格すれば三世代合格達成、これが夢です。
最後に「隠迷処杖」の意味ですが、「人の行かない、人の知らない、迷うような所に意外な名所(迷処)があります、そこへ私が杖となって案内します」との意味です。
 それでは失礼いたします、有難うございました。

京都検定1級合格者 岩澤 ますみさん

京都検定1級合格者 岩澤 ますみさん

第4・5回京都検定 1級合格
岩澤 ますみさん (滋賀県在住)

「念願かなう!とっておきの京都ツアー」

 私のガイドの出発点は、学生時代の定期観光バスでの、アルバイトガイドです。4年間、学業そっちのけで勤め、すっかりガイドという職種の「とりこ」になりました。子育ての一段落した40歳から一念発起し、貸切のバス会社で10年間、アルバイトガイドを続け、主に東京からの方に、京都の魅力を発信、語り続けました。
 悲願の京都検定1級に合格し、益々活躍を……と思いきや、意外と1級に合格したからといって、プロとしての活躍の場はありませんでした。こんな筈ではなかったと悶々とする日がありました。そんなある日、世界遺産を回るツアーを担当していらっしゃる会社から、「京都検定1級合格ガイドが案内する特別なツアー」を作りたいと電話が入りました。これこそ、私が望んでいた仕事でした。企画担当者の方と相談を重ね、季節の花や非公開の文化財を特別に拝観し、1級合格ガイドとして私が、ご案内させていただく、その名も「とっておきの京都ツアー」が実現しました。
 お客様は毎回熱心に私の話に耳をかたむけてくださり、車内の雰囲気も和気あいあいです。先日高雄を訪れましたが、遅咲きの桜と、山の斜面を紫に染める山つつじにお客様の感嘆の声が上がっていました。やっと私の夢が実現しました。これからも多くの人に京都の魅力を語り続け、良い仕事をし、おもてなしの心と「癒し」をお届けしたいと思っています。

京都検定3級合格者 川口 邦子さん

京都検定3級合格者 川口 邦子さん

第8回京都検定 3級合格
川口 邦子さん (京都府在住)

「私と京都」

 十数年前に誰一人知己の無い京都に参りました。社会人聴講生として学びながら、東西南北をよく歩きました。法、経済、福祉等を学びつつ、観光にはあまり重点を置かずに、人生と共に歩き続けました。実親の介護のため浜松と往来しつつ、又、横浜の家と3ヶ所をよく行動して居りました。その後、京都学に興味を持つようになり、歴史、考古学、仏像等を徐々に大学コンソーシアム京都のセミナー等に参加して学んで参りました。実は、京都検定の話題は耳にして居りましたが、あまり関心も湧かない日々でしたが、十数年前より、京都を撮り続けていた写真があまりに増え続けて、ふと将来の終息地を何処に?と考えた時に、京都に居た証に何か一つ残したいと思い京都検定に挑戦した次第です。そのきっかけとなりましたのが、昨春(平成23年)「仁和寺」で東京の「江北の五色桜」のボランティアメンバーに声を掛けられ、桜の種類を本で示され、尋ねられた事です。以前より5年間程、毎月、神奈川、兵庫、静岡の友人達に観光資料を送って居りました。メンバーにお会いした事で私も何か努力しなければと奮起しました次第です。全国、南から北まで、桜を絶やさないように巡っているメンバー達に頭が下がる思いです。一年間のお付き合いで桜を愛する優しさを知りましたし、協力して、資料をお送りしたり、来京された折には、お世話して居ります。又、市中、バス停等で積極的に声を掛けて、教えてあげております。今後も努力致します。

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