外出自粛時に読みたい京都検定3分コラム

塩原直美の「学習帖落書きコラム」(最終回:文化祭)

これまでのコラム14回で紹介した各科目の「京都の学習帖」。このほかに「遠足」「修学旅行」という行事も入れています。「遠足」は市内や府域に遠足!というイメージで既に開催済み。銅像巡り、山登り、近隣の明智光秀スポットなどを紹介しました。
「修学旅行」では、京都とゆかりの深い人物やテーマで他府県へ飛び出し、旅するという内容を予定しています。大宰府・七尾・東京・横浜・静岡など、そこで出会う京都との縁、関係は???それを紐解きます。
そして、このコラム最終回は幻の授業「文化祭」とします。(なぜ幻か?=現時点で講演会に予定なし)「文化祭」は部活動の発表の場というイメージで、皆様まとめてみてください。項目は茶道・華道・書道・能・狂言・歌舞伎・京舞...といったところでしょう。公式テキストの記載をご参照に。ではコラムでは「落語」をお話します。落語スポットと言えば、北野天満宮境内に碑が建つ上方落語の祖「露の五郎兵衛」と、落語の祖と言われる誓願寺55世・安楽庵策伝で「醒睡笑」を残しましたね。この他、落語に登場するスポットを挙げてみます。清水寺の「はてなの茶碗」と「殿集め」、神泉苑の「口合小町」、柳谷楊谷寺と清水寺が舞台となる「景清」、この他に「愛宕山」「幽霊飴」「三十石」「京の茶漬け」などなど、いずれも面白いです。筋とオチは、勉強の合間の息抜きに調べてみてください、面白いです。
でも本当は寄席で噺家さんから聴けるといいですね。「落語」、笑いは健康にも繋がります!
ゲラゲラ、オホホ...

さて...4月14日から始まった「外出自粛時に読みたい京都検定3分コラム」の配信も最終回となりました。短い期間ではありましたが、皆様、ご拝読、ありがとうございました。
東京会場で開催している「京都学習帖」の予習復習も兼ね、京都検定に触れるお話を中心に進めてまいりました。皆様のお勉強のヒントとなり、共感をいただけたら嬉しい限りです。
しばらくはコロナウイルス感染症と共存、やがて終息し、以前のような安心・安全の講演会で皆様と、また楽しく一緒に勉強できることを願っております。そして、机上だけでなく、京都のあちらこちらに自由に足を運び、拝観、参詣、散策、見学できる日を1日でも早く取り戻せたらと思います...皆様、お元気で、また再会をいたしましょう。
ありがとうございました。感謝!検定受験もファイト!




・・・講師プロフィール:塩原直美


(画像:露の五郎兵衛 記念碑)

 

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